ブログトップ

岡田まりゑblog

malie.exblog.jp

<   2017年 06月 ( 6 )   > この月の画像一覧

920. 空気の様に

先週末、気になっていた新国立バレエのジゼルを
観に行く事が出来ました。
新国立バレエは動画などでは観ていましたが、
実際のパフォーマンスを観るのは初めてです。

新国立劇場は天井の高い長い階段を
ずっと登ってゆく造りになっているので
自然と期待感も高まります。

ジゼルでは第2幕の
ウイリと呼ばれる若い女性の霊達の群舞が
本当に美しい!
白いロングの衣装が揺れる様子は
まるで体重を感じさせず夢のよう。
私の座席は二階席で
前の女性が大きな方で視界が遮られ
観ずらかったのですが、
この時はすっかり場面に引き込まれ
気にならずにウットリしていました。

「儚く美しい」を表現するには
力強さと日々の鍛錬が有るのだろうな。




c0118526_13464523.jpg





[PR]
by malie134-HS02 | 2017-06-26 13:35 | Comments(0)

919.イマがんばる

今ここに生きることを愉しむ。
そんなコトが最近の私の日々のテーマになっています。

自分を焦られなければいけない状況に置くのは苦手なので、
なるべく「ヤルベキコトは早めに!」
そして「次へ向けて準備する」を心がけています。
そのお陰で物事はわりとスムーズには進みますが、
だからと言って、予期せぬ出来事が全く起こらない
わけではありません。
それは世の中の常
と知ってはいても、心配性と勇気のなさで
何かいつも緊張しています。

今を楽しめない状態になっているコトが多いです。

せっかく素晴らしい景色を眺めていても、
面白いパーティーに出ていても、
「その後」が気になったりして
心ここにあらず。。。な時を過ごしてしまっているな。

これは本当にもったいない!
シッカリ今を感じて楽しもう!!
最近はそのコトを頑張っています。

ほんとうはカンバルことではないけれど。



c0118526_17125444.jpg





それを選ぶ (10x10cm ドローイング/鉛筆、パステル・和紙)
[PR]
by malie134-HS02 | 2017-06-22 17:15 | 日々 | Comments(0)

918.アタラシクする

フェルデンクライスメソッド2回目を受け、
今回もまた、なんだか嬉しくたのしいキモチがやってきました。
セッションの中で聞いた言葉で印象深いものがありました。
「頭で考えて行動すると、
知っているコト、今迄の経験値から引き出してきての行為
になてしまう」。

それは正に日頃の制作において、
私がとても気にかけていることです。
エスキースの段階までは、
もちろん始終作品について、あらゆる方向から考え続けています。
何をしていても、大げさに言えば寝てる時さえも
考えていたりします。
しかし、
一旦作品の方向が決まったら、
実際に描く段になったら、
「頭で考える」はスットップしていないと
私にとっての「よい作品」はできません。
自分の手が思考を持ってやってるコトは
積み重ねからのルーティーンが多い。
もっと凄いモノを創るには(表現しにくいですが)ウエのチカラが必要となります。
手の持っている積み重ねの技は職人のモノで
ともすれば仕上がった結果は凄いクラフト!ということでしかない気がします。
勿論「凄いクラフト」も「スゴイ」訳ではありますが、
私が目指すものはその範疇ではありません。

ですから常に
自分にとって「アタラシイ」を目指したいと思っています。
新しいコトにチャレンジするには
「アタマで考えない」が必要になります。
躰に任せるコトだったり、自分を信じるコトだったり、
その境地は「無になる」と言い換えられると思います。

そんな風に制作出来る自分を作る為の精進を日々しています。
それがモノを創るヒトの勤めだとも思っています。





c0118526_12563671.jpg






たくさんの想いで と  (ed.20 40x56.5cm)
[PR]
by malie134-HS02 | 2017-06-18 13:01 | 日々 | Comments(0)

917.未だ上手くはならないけれど

新作に勤しむシーズンとなりました。
銅版は製版(描いて腐蝕する)する時は
様々な危険な用具を使用するので、
私は作品は1点づつとかではなく
まとめて製版をします。
ですから「今は製版時期」とか「刷りの季節!」などと
分けています。

版に描くまでには、
防食用のグランド(液体)を流し引いたり。
版の裏面にも防食シートを貼ったりします。
その前に液体グランドを整えたりも!
私は固形のモノと液体のモノを混ぜて使っているので、
それを適切な濃さに調整する必要があります。
また、
版面にグランド液を綺麗に引くのにも
ちょっとした技があります。
日本人は片手に版、片手にグランドの入った瓶を持って
版面を上手に動かしながら揮発せぬうちに
綺麗に引くことができる人が多いです。
海外の人には難しい技なようで、
ハケなどで引いているようですが。。

私は
日本人としてはカナリ不器用な方ですが、
長い銅版生活で、まあまあな感じには
グランドを引くことができるようになりました。
学生の頃などは
全く上手に引けず、
それどころか裏に貼る防食シートもシワになったりで
そんなコトでもう絶望的なキモチになって
1日が台無しになったおりました。

未だに
そんなに上手くシートは貼れないし
グランドもムラになったりしていますが、
ただ、
そんなコトで絶望などはしなくなりました。
そして、
何か思いがけないアクシデントが起こった時には
冷静に対処出来るようになりました。
そんな「思いがけないコト」から
素敵な発見さえ出来るようにもなりました。

それは
私なりの技術の向上だと思っています。
今日も上手く引けないグランドに手こずりながらも
これが作品として旅立ってゆくまで
色々と一緒にヤリトリしよう!
と挨拶気分で版を扱っていました。





c0118526_1784278.jpg






手の中にない モノ(ed.20 20.5x17.5cm)
[PR]
by malie134-HS02 | 2017-06-14 17:12 | 日々 | Comments(0)

916.勘亭流のステキ

ヨガのスタジヲへの道の途中
末廣亭があります。
入り口には勘亭流で書かれた
その日の落語家や芸人の名前が並んでいます。

中学、高校の頃
「和テイスト」への憧れが増し、
日本画を始めとする美術だけでなく
俳句や和歌、漢文などの古典文学、
そして伝統的な行事や日々のしつらへ
民俗学などに興味が湧いて行きました。
それらの中で
文字として素敵に思えたのが勘亭流でした。

勘亭流は書き文字というより
広告としてのデザインの素晴らしさ、
「文字としての伝達機能よりヴィジュアル的に心に届く」
ことを優先しているというのが大変気にいいっておりました。

教科書からノートに至るまで
その頃の自分なりの和テイストなイラストを描いたカバーを付け
見出し文字や自分の名前を勘亭流で飾りました。
勿論、筆で一気に書くなどは出来ませんでしたので
レタリングで頑張っていましたが。

その頃に
自分の名前を「まりゑ」と表記するようになりました。
本名は漢字で、しかも「え」は「枝」なので
本来は「ゑ」ではありません。
しかし、勘亭流の「ゑ」のデザインが魅力的で、
苗字の「岡田」の四角さと重さには
この「ゑ」が釣り合うのでは!と
それからずっと「岡田まりゑ」になりました。

末廣亭の前を通るたびに
「ああ、そんな昔があったなぁ」と
想い出しています。





c0118526_13464633.jpg







なつかしい 場所  (ed.30 12.2x11.8cm)
[PR]
by malie134-HS02 | 2017-06-11 13:49 | よしなしごと | Comments(0)

915.ヤリトル日々

久しぶりに和紙を使ってみようと思っています。
以前は良く使っていたのですが、
ここ暫くは洋紙にばかり刷っていたので
その扱いに四苦八苦しています。

和紙と洋紙では原料や漉き方などが異なっている為
同じ作品を同じ様に刷ったとしても
紙へのインクの乗り具合、また紙自体の風合いの差から
上がりが異なります。

そして勿論、
紙の湿し方は全然違います。
私の版は腐蝕が深いので
紙の湿しは非常に重要なポイントとなります。
湿し過ぎても、足りなくても上手くはゆきません。
和紙によってもその度合いは異なります。

何事もそうだと思いますが、
新しいモノとの出会いは
そのモノを知る為の「ヤリトリ」をする十分な時間が必要です。
始めはそのヤリトリは上手くいかず途方に暮れたりしますが
何度かヤリトってゆくうちに心が通じ合う瞬間が訪れます
そういったヤリトリは苦しくもありますが、
ワクワクもして
日頃の自分脱却に希望が持てたりするのです。
なんに対しても「慣れ」てしまっては
ある意味イケナイな!と思っています。



c0118526_1301011.jpg






計れない モノ  (ed.20 35x25.5cm)
[PR]
by malie134-HS02 | 2017-06-07 13:01 | 日々 | Comments(0)