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岡田まりゑblog

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918.アタラシクする

フェルデンクライスメソッド2回目を受け、
今回もまた、なんだか嬉しくたのしいキモチがやってきました。
セッションの中で聞いた言葉で印象深いものがありました。
「頭で考えて行動すると、
知っているコト、今迄の経験値から引き出してきての行為
になてしまう」。

それは正に日頃の制作において、
私がとても気にかけていることです。
エスキースの段階までは、
もちろん始終作品について、あらゆる方向から考え続けています。
何をしていても、大げさに言えば寝てる時さえも
考えていたりします。
しかし、
一旦作品の方向が決まったら、
実際に描く段になったら、
「頭で考える」はスットップしていないと
私にとっての「よい作品」はできません。
自分の手が思考を持ってやってるコトは
積み重ねからのルーティーンが多い。
もっと凄いモノを創るには(表現しにくいですが)ウエのチカラが必要となります。
手の持っている積み重ねの技は職人のモノで
ともすれば仕上がった結果は凄いクラフト!ということでしかない気がします。
勿論「凄いクラフト」も「スゴイ」訳ではありますが、
私が目指すものはその範疇ではありません。

ですから常に
自分にとって「アタラシイ」を目指したいと思っています。
新しいコトにチャレンジするには
「アタマで考えない」が必要になります。
躰に任せるコトだったり、自分を信じるコトだったり、
その境地は「無になる」と言い換えられると思います。

そんな風に制作出来る自分を作る為の精進を日々しています。
それがモノを創るヒトの勤めだとも思っています。





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たくさんの想いで と  (ed.20 40x56.5cm)
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# by malie134-HS02 | 2017-06-18 13:01 | 日々 | Comments(0)

917.未だ上手くはならないけれど

新作に勤しむシーズンとなりました。
銅版は製版(描いて腐蝕する)する時は
様々な危険な用具を使用するので、
私は作品は1点づつとかではなく
まとめて製版をします。
ですから「今は製版時期」とか「刷りの季節!」などと
分けています。

版に描くまでには、
防食用のグランド(液体)を流し引いたり。
版の裏面にも防食シートを貼ったりします。
その前に液体グランドを整えたりも!
私は固形のモノと液体のモノを混ぜて使っているので、
それを適切な濃さに調整する必要があります。
また、
版面にグランド液を綺麗に引くのにも
ちょっとした技があります。
日本人は片手に版、片手にグランドの入った瓶を持って
版面を上手に動かしながら揮発せぬうちに
綺麗に引くことができる人が多いです。
海外の人には難しい技なようで、
ハケなどで引いているようですが。。

私は
日本人としてはカナリ不器用な方ですが、
長い銅版生活で、まあまあな感じには
グランドを引くことができるようになりました。
学生の頃などは
全く上手に引けず、
それどころか裏に貼る防食シートもシワになったりで
そんなコトでもう絶望的なキモチになって
1日が台無しになったおりました。

未だに
そんなに上手くシートは貼れないし
グランドもムラになったりしていますが、
ただ、
そんなコトで絶望などはしなくなりました。
そして、
何か思いがけないアクシデントが起こった時には
冷静に対処出来るようになりました。
そんな「思いがけないコト」から
素敵な発見さえ出来るようにもなりました。

それは
私なりの技術の向上だと思っています。
今日も上手く引けないグランドに手こずりながらも
これが作品として旅立ってゆくまで
色々と一緒にヤリトリしよう!
と挨拶気分で版を扱っていました。





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手の中にない モノ(ed.20 20.5x17.5cm)
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# by malie134-HS02 | 2017-06-14 17:12 | 日々 | Comments(0)

916.勘亭流のステキ

ヨガのスタジヲへの道の途中
末廣亭があります。
入り口には勘亭流で書かれた
その日の落語家や芸人の名前が並んでいます。

中学、高校の頃
「和テイスト」への憧れが増し、
日本画を始めとする美術だけでなく
俳句や和歌、漢文などの古典文学、
そして伝統的な行事や日々のしつらへ
民俗学などに興味が湧いて行きました。
それらの中で
文字として素敵に思えたのが勘亭流でした。

勘亭流は書き文字というより
広告としてのデザインの素晴らしさ、
「文字としての伝達機能よりヴィジュアル的に心に届く」
ことを優先しているというのが大変気にいいっておりました。

教科書からノートに至るまで
その頃の自分なりの和テイストなイラストを描いたカバーを付け
見出し文字や自分の名前を勘亭流で飾りました。
勿論、筆で一気に書くなどは出来ませんでしたので
レタリングで頑張っていましたが。

その頃に
自分の名前を「まりゑ」と表記するようになりました。
本名は漢字で、しかも「え」は「枝」なので
本来は「ゑ」ではありません。
しかし、勘亭流の「ゑ」のデザインが魅力的で、
苗字の「岡田」の四角さと重さには
この「ゑ」が釣り合うのでは!と
それからずっと「岡田まりゑ」になりました。

末廣亭の前を通るたびに
「ああ、そんな昔があったなぁ」と
想い出しています。





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なつかしい 場所  (ed.30 12.2x11.8cm)
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# by malie134-HS02 | 2017-06-11 13:49 | よしなしごと | Comments(0)

915.ヤリトル日々

久しぶりに和紙を使ってみようと思っています。
以前は良く使っていたのですが、
ここ暫くは洋紙にばかり刷っていたので
その扱いに四苦八苦しています。

和紙と洋紙では原料や漉き方などが異なっている為
同じ作品を同じ様に刷ったとしても
紙へのインクの乗り具合、また紙自体の風合いの差から
上がりが異なります。

そして勿論、
紙の湿し方は全然違います。
私の版は腐蝕が深いので
紙の湿しは非常に重要なポイントとなります。
湿し過ぎても、足りなくても上手くはゆきません。
和紙によってもその度合いは異なります。

何事もそうだと思いますが、
新しいモノとの出会いは
そのモノを知る為の「ヤリトリ」をする十分な時間が必要です。
始めはそのヤリトリは上手くいかず途方に暮れたりしますが
何度かヤリトってゆくうちに心が通じ合う瞬間が訪れます
そういったヤリトリは苦しくもありますが、
ワクワクもして
日頃の自分脱却に希望が持てたりするのです。
なんに対しても「慣れ」てしまっては
ある意味イケナイな!と思っています。



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計れない モノ  (ed.20 35x25.5cm)
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# by malie134-HS02 | 2017-06-07 13:01 | 日々 | Comments(0)

914.金沢

石垣と屋根が美しい大好きな街 金沢へ所用で訪れました。
昔、祖父母の家などが金沢にあったので
小さな頃は度々滞在しておりました。
その頃は、兼六園は祖父との散歩コースでした。
そのような訳もあり、
金沢は私にとって馴染み深く特別な場所です。
何度訪れても飽きることはありません。
とりわけ今は緑が活き活きしていて本当に清々しいです。
鳥の声が聞こえる林を歩いているだけで元気になります。

今回は念願の成巽閣へ。
金沢の和とモダンの融合の最たるトコロ。
部屋べやも襖や障子設え庭、
襖や障子の間から眺める景色も美しい。
ずっと其処に居て浸っていたい!
丹念にモノに向かい創り上げる姿勢
そんな事の大切さを見せられました。  

時の流れに浮遊しないモノたちの美しさ。
落ち着き。
静かな微笑み。


旅月間の締めくくリの金沢は
「遠くまで行った」キモチになりました。


そこで集めた好きなモノたちを写したら
「何処へ行ってきたの?」と尋ねられそうな
金沢らしさがあまり感じられない写真となりました。



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# by malie134-HS02 | 2017-05-28 14:07 | | Comments(0)

913.konomi

あまり好きではない表現が幾つかあります。
キタナイ言葉、荒い表現などは論外ですが、
単に個人的な好みとしてニガテなもの
ということです。

「癒し」というのはそれ自体
不快な言葉ではないのですが、
余りにも安易に多方面に使用されすぎていて
使うのが憚れる言葉で苦手です。

「自分さがし」「自分にごほうび」はもう、
その考え方自体に納得がいかないので
全く使いたくない言葉の一つです。

「ほっこり」や「おとなカワイイ」は
何かキモチが良くないです。
カワイイも自分でも使かってしまいますが、
多発しないよう注意しています。
日本はカワイイ文化というけれど
使われる対象によっては
おかしな感じが否めないので。

因みに私は
カワイイ(特にカタカナ的な)goodsや作品は
どちらかというと好みではありません。
たまに自分の作品に
そういったコメントを頂くと
少し落ち込みます。。。。。



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かなた  (ed.20 58.5x44.5cm)
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# by malie134-HS02 | 2017-05-24 16:09 | よしなしごと | Comments(0)