533 涼しいキレイ＆ちょっと悲しい

節電の昨今、
打ち水や　団扇など、エアコンなどなかった頃の
涼しさの味わい方が、見直されています。

アートアクアリウム展もそんな
コトのひとつなのでしょう。

金魚の泳ぐ様を愛でる。。。とても優雅な愉しみですね。

子供の頃、
だれもが一度ならず飼ったことのある　金魚。
親しみのあるものですが、
実に様々なカタチや色のものがあり、
高価なものは　まるで宝石のような存在感を漂わせています。


展覧会は、
趣向をこらせた水槽に　様々な金魚が泳ぎ、
それぞれ本当に　絵画のようだったり
モニュメントのようであったり

素敵な空間を創り出していたと思いました。


しばし　暑さを忘れ、優雅なキブンになったけれど、
くるくると変わるライティングに
さぞや金魚たちは　ストレス感じてるのだろうな
などと、余分なコトを思ったりも。。。


どこの世界でも、
デコラティヴな異形のモノは　レアではあっても
何か　悲しさ　が漂う。

美しい　と　コワいとか　不気味　は　紙一重でもありますね。