作品にとって、
どのような紙に刷るか?というコトは
かなり重要な要素だと思います。
紙の持ち味によって
仕上がりはかなり違ってきますから。
リトグラフや銅版など制作されている
橋本尚美さんの個展に伺った時、
尚美さんの洗練された美しい色使いが
刷られた紙に一段と輝いていましたので、
思わず「作品にぴったりの用紙ですね!」と
言ったところ「somersetですよ」と教えて下さいました。
そして何とその後、
数枚のsomersetと詳しい説明など送ってくださいました。
丁度、新作を制作している時期でしたので
この新しい紙に早速刷ってみました。
somerset textured ソフトホワイト(いろいろなテクスチャーと色合いがあります)は
いつもと違った色使いのインスピレーションを
私に与えてくれました!
なんだかいつもより刷りが楽しい!!
日ごろから
作品によって使う用紙は選んでいますが、
somersetは今後、私の作品にとって大きな位置を占めることになると思います。
尚美さんのご好意で、この紙と出逢えて
ほんとうに良かったです。
ただ残念ながら
今のところ扱っている画材店がないようなので
直接ネットで輸入するしかありません。
利用する人が増えたら、
どこかの画材店で扱ってくれるかもしれません。
これから
尚美さんのいうところの「普及活動」に
ぜひ私も参加しょうと思っています。