新居浜市の山に窯を構え茶陶の制作をされている
藤田登太郎さん
からご自身の記事の載った雑誌を送って頂きました。
登太郎さんは桃山志野の再現に魂を注がれた方で
生み出される作品は
素人の私が観ても「何かがチガウ!」と感じられる
美しさと強さを持っています。
桃山志野の再現するにあったっての
数々のご努力は前から伺っていましたが、
あらためて記事で拝見して、
本当のコトを求めて精進する人には
幾つものキセキのような出来事が起こって、
その人がやり遂げようとしているコトを応援するのだな
と再確認させられました。
そして、
素晴らしいことを成し遂げてしまった後も
そのキセキのような出来事に感謝し、
奢ることなく更なる精進を続けていらっしゃるのは
本当に尊敬致します。
記事の最後にあった和歌に
青柿の 渋吹くなつの あさ夕ふに
生けしかきの実
うれずともよし
とあって、
その「うれずともよし」の心に深く感銘を受けました。
体力、気力の限界まで自分の手で創り続けること
そうなんだな。。と思いました。
いつ逢っても気さくで明るい登太郎さんに
私はたくさんのエネルギ−を頂いています。
こうしてどんな日々であっても、
素晴らしいお仕事を続けている先輩方の姿は
一番の「ひかり」です。
だんだんと (ed.20 22x31.5 )