10/7(土)から始まっている
アワガミ国際ミニプリント展で作品2点展示されています。
国内のコンペに出品するのは久しぶりです。
この展覧会は徳島県の文化産業である
阿波和紙をグローバルに伝えることを目指して行われています。
日本の和紙は最近やっと様々な方面で
注目を集めるようになって来ました。
木版画に限らず版画のジャンルでも、
以前から和紙は使われています。
洋紙にはない独特の温かい風合いを
いかに作品に生かすか?!
和紙は時として、
そのままでも十分美しいということもあるので
作品に上手く取り入れるのが難しかったりします。
今回、個展でも展示している
「滲む むかう」は白鳳という和紙に刷ってみました。
深い腐蝕のエッチングには和紙の繊維が毛羽立ちがちで
刷りがとても難しかったのですが、
水彩のような滲み感が和紙の空気を含んだ様な肌合いで
より一層出せた気がします。
アワガミ国際ミニプリント展
10/7~29 9:00~17:00 月曜休館(月曜が祝日の場合は翌火曜)
阿波紙伝統会館
岡田まりゑ個展「せつない」
10/2~14 外苑前
ギャラリーハウスMaya
滲む むかう (ed.20 20x15,5cm)