今年のリトルクリスマス作品のテーマは
「旅する」です。
子供の頃より何となく、
旅するシゴトに就きたいと考えていました。
それは、
キャビンアテンダントであったり
考古学者や民俗学者であったり。。。
年頃によって変わってきてはいても、
アテーティストもまた様々なトコロで作品を発表する
というコトでは「旅するシゴト」であると思います。
また、
版画はエディションのある作品なので
1点ものより身軽に日本中、世界中を
旅することができます。
子供の頃の願い通り「旅するシゴト」に就けたものの
私の「旅する」は「そこまでの移動」に
重点がおかれているようです。
「何で移動するか?」や「移動中の景色や過ごし方」が楽しく、
到着してしまったら沢山動かずとも良いような気がしています。
行った先の空気を味わい
静かに過ごして自分を見つめ直すだけで充分なような。
何処へ出掛けもインドアな態度では
行った甲斐がないのでは?と問われそうですが、
本人は「移動できたこと」に結構満足しています。
また定点から離れることで
いろいろと発見もあるので
この「移動に重点をおいた旅」を年間わりと重ねています。
インドアのわりには旅する人です。
たくさんの想い出 と (ed.20 47x55.5cm)