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岡田まりゑblog

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993.夏の過酷

そして猛暑の中、
出来上がった版を刷る日々です。
版画の制作の工程で、
「刷り」というのは
最初の試刷りの段階ではクリエイティブな範疇ですが、その後「エディション刷り」をするとなると、これはもう職人の域となってくるので
私は余り楽しめないです。
最近はエディション刷りの仕事もないので、
唯一それをやらなければならないリトルクリスマス作品は、ある種のノスタルジー(以前は結構エディション刷りの仕事をしたので)として
過酷であっても前よりは楽しめます。

しかし、
最近の異常な暑さでは
エアコンを入れていてもインクは溶ろけてしまうし、腐蝕の深い私の版は
本当に苦労の多い過酷な刷りとなります。

毎日少しずつ焦らずやって行こう!
丁寧な仕事をしよう!
と自分に言い聞かせています。

版画のべつな過酷さは、
「刷り」でエネルギーを使い切ってしまうと
その後に残されている「片付け」がキチンと出来ない!というところです。
版画にとって、多分どの版種もそうだと思いますが、「片付け」は重要です。
使ったモノをその日のうちに片付け、そして次の準備をしておかないと'(紙を湿しておくとか)スムーズに事が運びません。
インクなどは酸化して固まってゆくので
使い終わったらすぐに片付けます。
プレス機も圧をかけたまま放置してはならないです。
何時も最後の片付けよ余力をのこしつつも、
精一杯「刷り」に集中する!のは何年やっていても「過酷だなぁ」と思います。

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by malie134-HS02 | 2018-08-02 14:53 | 日々 | Comments(0)
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