富山県滑川市のベトナムランタン祭りに
行って来ました。
そんなローカルなお祭りへ行った訳は、
知り合いの方が、このお祭りの立ち上げから
関わっていて、その様子などをFBに揚げていたので、いつか行ってみたい!とずっと思っていたからです。
お盆時期に行われるお祭りなので、
フリーランスとしてはわざわざその時期に出掛けるのもな!と思い、なかなか出掛ける勇気が出ませんでしたが、今年やっと行くことが出来ました。
富山からあいの風とやま鉄道という名の
これもなんだかとてもローカルな感じの鉄道に乗って滑川駅まで行き、そこから更に20分程歩いて旧宮崎酒造の建物まで行きます。
その周辺がお祭りのエリアです。
駅からの20分、緑の多い広いけれど人通りや車の少ない道を日本海まで歩いて
格子戸や窓ガラスが昭和な感じの町並みを抜けて行きました。
これだけでも、ずっと遠くに来た気分です。
ベトナムランタン祭りなので
周辺に働くベトナム人の方々もたくさん来ていてベトナム語が飛び交っており、
アオザイを着た人もいたりするので
異国感、タイムスリップ感が味わえました。
暗くなってから灯る沢山のランタンは
夏の夜の蒸し暑い空気をロマンチックな方向へ変えて行きます。この時期なので、こういった灯は日本のお盆提灯にも似てシミジミともしています。
北陸の地にベトナムのお祭りがこんなにシックリ来るなんて!
これを立ち上げたの知人は素晴らしいな!
そんな事を思いながら屋台でフォーやチェーを買いながら歩くと。酒造ではLiveのイベントもやっていました。
久しぶりに会えたその人は
相変わらず真面目で、一生懸命で、前より楽しそうで、そんな時に会えて本当に良かったと思いました。
ランタンの灯りとベトナムの竹の楽器のコロコロとした気持ちの良い響きが
古い酒蔵の趣きと相まって
特別なお祭り感がを醸し出していました。
帰り道、日本海の上の大きな空に
北斗七星がいつもより堂々とあがっているのが
素敵でした。
そんなに遠くに行った訳ではないのに
とても特別な時間を過ごした感じの旅でした。
夏の夜の夢。