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岡田まりゑblog

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1002. 棘

こころに刺さった棘がなかなか抜けないので、
よい映画が観たいと思い
UPLINKへ行きました。

50ほどの心地良いシートが並ぶ小さな空間で、
「顔たち  ところどころ」を観る。
88歳の映画監督アニエスと
34歳のフォトグラファーJRの
フランスの田舎町をめぐって創る作品たちの
ドキュメンタリー映画です。
美しい街の風景と美しい人々の顔たち。
日頃はポートレートなどには余り興味や意味合いを感じていない私ですが、
この二人が創り出してゆく作品たちは
本当に素敵だ!と思えた。
人々と触れ合って
その場所に意味を与えてゆく大きなポートレート作品たちはインスタ映えなどとは別モノの
愛あるカタチ、モニュメントだと感じました。

最後の場面で、
ゴダールがしたイジワルに悲しむアニエスに
「僕に何か出来ることはある?」と言って
今までアニエスの前では一度もサングラスを外したことのなかったJRが
サングラスを外す場面は
ほんとうの優しさが溢れていて
私に刺さった棘も抜いてくれました。


全米が涙するような映画ではなく
こういった美しく丁寧な映画を
私は好きです。

c0118526_14215488.jpg

それぞれの  こと(ed.20  15×8cm)



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by malie134-HS02 | 2018-09-21 14:06 | ステキ | Comments(0)
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