1109.懐かしい香り

気候が良くなって来たので

体調もだいぶ回復していますが、

前にも書いたように最近はアレルギーが悪化していたり体力が無くなっているので、

版画作品の制作が難しいです。

それでも、企画モノの「アマビエ」作品は制作しておりますが、

刷り増しをしたい大きめの作品などは

まだまだかかれそうにありません。

なので最近は油絵を描いています。

元々、学生の時は油絵科でしたから

油絵で制作するのは普通ではありますが、

その頃より油絵のヌルッとしたテクスチャーは

余り好きではなく、なるべくリンシードなどのオイルを使用せず、パステルの様な感じに

描いていました。

近頃はカナダの画材店から取り寄せた油絵具を固形化したオイルバーが気に入っていて、

それと水性の油絵具とを使って

描いています。水性絵具であっても顔料はアクリルとは違うので油絵具独特の香りがして

何か懐かしいです。

そんな懐かしい空気の中、

私なりの風景画を描く日々です。

次に展示ができる時には発表したいな

と思っています。

↓途中の油絵。オイルバーの上に

水性絵具で描いているところです。