とても久しぶりに
公文出版より印税の振り込みがありました。
もう30年近く前の仕事、「またね」という
児童文学の本の装丁と挿絵を銅版画でやったものの電子書籍の印税です。
オリジナルの単行本は画料として頂いているので印税はダウンロードでの収入です。
書籍そしてこういった類いのもののダウンロードは少ないだろうなぁ と期待しておりませんでしたが、それでも(何百円とかでも)
振り込まれていたりすると嬉しいです。
「またね」は大谷美和子氏の著書で、
この本で児童文学の賞を受賞されました。
その様な本に関われた事は本当に嬉しいことです。しかも大谷さんは素晴らしいお人柄で
ずうっと私の作品を愛してくださり、
今でも私の個展の時はいらして下さる
心暖かい方です。
30年前の私は
人生で一番忙しく、
頭も身体もフル回転で生きていて
作品ま年100点近く創り
語学もみっちり学んで
日々の作品の納品締め切り日も守り
ひたすら消耗しようと
奔り続けていました。
ですから、かなり様々病んでいて
キモチに余裕が無く
大谷さんにも大変失礼な態度であったと
思います。奔り続けて、世の中の変化や
もう無理出来ない自分の状態に気が付いた頃
今までの自分を反省して
大谷さんへもお詫びのお手紙を致しました。
反省出来て本当に良かったと
思います。
分かって下さった大谷さんにも
感謝しています。
そんな
いろいろが思い出される「またね」との再会。
どうぞe-bookでちらっとご覧になってください。