ただ今展示中の池袋B-ギャラリーでは
三好さん編集の映像が流れています。
ヨーロッパ各地で展示をしていた頃の
懐かしい画像たち。
インターネットも無い時代に、FAXやお手紙(多分)でやり取りし、知らない国々のアーティストと交流していたなんて!今では考えられません。「行ったコトのない所へ行ってみたい!」という好奇心が私を動かしていました。
懐かしい画像(デジタル保存でない写真を彼女が編集してくれたのは嬉しいです)の中の自分は
ちょっと恥ずかしい。
それは、ずうっと若い自分を見て というのでは無く、あの頃は「大人らしく」したい と何か勘違いしていたなぁ と。
海外に出向いて童顔の自分が恥ずかしく、
なるべく「大人」に見えるよう今までとは全く異なったコンサバ(私なりのだが)を目指していました。好きなファッションでしか過ごしてこなかった私が、初めてファッションで迷走した時代の記録です。本当にコンサバな方から見たら全く違うのですが、私としては、有り得ない髪型だったりします。
そんな迷走を5年くらいしていたのでしようか。
その後
全く楽しくない服選びに辟易し、
やはり「好きな服を着よう!」と。
他人にどう見えようと好きな服を着る心地よさと高揚感は手放せません。
そして
今に至っています。
PS:コンサバを目指していても、結局そんなコトに慣れていないので、コンサバではなかった。ただ今より少し「ウケの良い」ファッションだつたかも というだけでした。
そんな恥ずかしい自分が映る
画像も今では懐かしく眺められてはいます。
「特別ではないけれど タイセツ」 14×13.5cm 銅版画コラージュ、雁皮