現代美術家の西本剛己さんの作品「螺旋」に使用された11種類の陶器の動物を
165名(だったと思う)のアーティストがrecreateする展覧会、DEBLI PLOJECTに
参加していました。渋谷での会期は終了していますが、今後、日本各地や海外での展示も
予定されています。
様々な業種の方が参加していて双方向に発信している展覧会で楽しめます。
そんな中、会場の展示に個人的regret.....
自分の作品が意図したものとは違ったアレンジで展示されていました。
搬入時に判りやすいように、画像をプリントアウトしたものを付けていたのですが。
こういう大人数の展覧会の場合、展示する人は大変だと思うし、いちいちクレームつけてもな...
しかし、これでは私の意図したモノは伝わらないな....
と、かなりのこころの葛藤でオシャレななオープニングパーティーもウワノソラ状態。
大体において、作家が「こだわるモノ」は、見る側にとってたいしたモノではない気がします。
私としては、その「こだわり」みたいなものは出来るだけ除いてゆきたいと思っていたりする。
しかし、その夜、お風呂に入っていたら(お風呂中でガ〜ん!とヤラレルこと多し)
自分の作品を愛する責任ってものがあるんじゃないか!
「こだわり」とは別に作品を守る義務もあるのではないか!
と心の声が叫んだ。
そんなに大げさに考えずとも「展示が違ってました」と一言、気軽に言ってみれば
良いのだと思うが....
まだまだ、自分に不自由です。
その後、無事、ちゃんと展示して頂けました。全く有り難い対応で感謝でした。
無事展示された作品
ツナグ.....H氏に....い(オオカミ)& あ(シカ)
DEBLI PROJECT
http://www.debli.com/
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