昔、やまとことばが使われていた頃、
ひとびとは 歌う様に言葉を発して 話していたと、聞きました。
日頃、私達は漢字とかなで日本語を表現しますが、漢字は中国から入ってきたもので、
もとの意味とは違った当て字である事が多い....と、「日本語のふしぎ」にありました。
もとの ひらがな で日本語を考えてみると そこに込められた本当の意味が判る
という事 も書かれていました。
それは、 音を感じるというコトですね。
音を感じるということは、 キモチを受け止める、本質を見るというコトでもありますね。
.....漢字のちょっと複雑な雰囲気に魅せられ、理屈で言葉を理解しようとしていたな。
私はむしろカタカナに オト を期待していましたが、カタカナのおと は
無機質な感じですね。
ひらがな には 温度があります。
タイトルを考える時、
それをどの様に表記するか、いつも かなり悩みます。
会話をつなぐ (ed.53 22X22)
うたう様に伝わる ....そんなコトバ を見つけられたらよいな と思います。
「日本語のふしぎ」は、新居浜のギャラリーの方から頂いた本です。この本には、私の銅版ごころを
刺激する事柄が、沢山書かれています。これからも、たびたび話題にする事と、思います。
ステキな本を頂いて、本当に感謝しています。