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岡田まりゑblog

malie.exblog.jp

058 助っ人ツール

  再び力説しますが、銅版画制作は、
私にとってはカナリ肉体労働です。
 

058      助っ人ツール_c0118526_12534883.jpg 制作の初期段階の必需品「OLFA P-CUTTER 800」 の頼もしい姿です。

普段、1mX2mの銅板(厚さは1mm、もしくは0.8mm)
を 建材屋さんで制作画面の必要巾に大体カットしてもらって
注文していますが、まだ、この段階では作品の大きさなどが、
はっきり決まっていない場合もあり、
銅板はたいがい 48X100cm....のような感じで家に置かれています。




作品サイズが決まったら、早速銅板を切断です。
OLFA P-800の性能と、自力+気合いです。
カッターで少しづつ、ひっかいて削ってゆきます。
大変な作業ですが、今迄いろいろな方法を試した中では、
一番手軽なツールで、やり易かったのでこの方法で切断しています。

地味なツールですが、このカッターなくしては制作が始められないので
ほんとうに頼もしいヤツだと頼りにしています。





*普通、学校などでは 大型の切断する機械があり、一瞬にして切断することが出来ます。
by malie134-HS02 | 2007-08-23 13:14 | よしなしごと | Comments(2)
Commented by moonlit-9 at 2007-08-23 22:50
銅版の制作って・・、
繊細な作業→静かに待つイメージでした(思い込みですね)
カッターでの力仕事やら、インクや腐食液の処理など、
やっぱり版画って力仕事ですね。

彫刻刀を握りしめて彫っているとき歯を食いしばってしまうんですが、
カッターで銅板切ると肩がこりませんか?(笑)
Commented by malie at 2007-08-24 11:56 x
こんなヘビメタ銅版をやっている人は少ないかもしれません。☺
普通の場合はきっと、繊細な作業をされていると思います。

カッターで銅版を切断する場合、チカラより「気合い」ですね。
こんなコトばかりなので、肩こりは慢性になってます。
本当に版画って、肉体労働が多いですよね。
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