オランダに住んでいる友人から、
「ついに あの、十字架の丘にたどりつきました!!
ひさしぶりにワクワクする旅行が出来ました」というお便りが届きました。
何年か前に、リトアニアで版画の展覧会があり、
その友人と一緒に旅しました。
それはまだ、リトアニアがソ連から独立して間もない頃で、
街もなんとなく落ち着きがなく、不安定感が漂っていた頃でした。
私達自身も、「リトアニア」という國に対して、
あまり知らず.....ただ、「版画」と言うメディアで繋がれた....という感じでした。
風景ばかりでなく 習慣や経済状態も大きく違う中、
リトアニアの作家の方々にはホームステイをさせて頂いたり、
心からのおもてなしを受け、貴重な体験をさせて頂きました。
その時に、ガイドブックで見た郊外の「十字架の丘」。
その圧倒的な風景に、心惹かれて....是非行きたかったけれど、
スケジュールや距離の都合で断念しました。
その後、友人はオランダに住む人となり、
今回遂に!到着したのでした。
なんだか、自分も行けたような、
ちょっとウレシイ気持になりました。
あれから私は、
「むしろ、国内の旅....」になっていますが、
彼女とは展覧会がらみで、いろいろ楽しい度をしたことを 想い出します。
また、そんな旅が出来るといいな。