東京マラソンの様子をTVでずっと見てしまいました。
どちらかというと、スポーツは苦手で楽しめない私ですが、
なぜか「長距離を走る人」を見ると、自分も風を切って走り出したくなります。
以前スポーツクラブでランニングマシーンにはまり、
1時間でストップするマシンに繰り返し乗って
走り続けてしまう日々を送ったことがありました。
始めの何分かは辛いのですが、
ある時から急に躯がフワッと軽くなり、
何時間でも走れそうな楽しい気分になります。
ランナーズハイ!です。
この感じは、作品を制作する時の感じにも似ているな....と思いました。
肉体だけのことなので、制作よりももっと単純な軽快さは
気分の良いものでした。
その、ある意味 私の版画制作にも似ている...
または、自分の何かに対する姿勢と同じ様な感じが「マズイな」と思い、
その後、深みにはまる前に方向転換を計ったわけですが。
そのままいったらきっと、ホノルルマラソンや東京マラソンに
本気にチャレンジする人になっていたかもしれません。
...いや、今でもちょっと、そんなキモチになります。
こうしてTVを見ていると、
春になったらまた、走ってみようかな.....とか。
森をはしる (ed.30 42x67)