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岡田まりゑblog

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カテゴリ:日々( 259 )

1012. 迷路

 ここしばらく
いや、2、3年ずっと?
迷路に入ったままぐるぐると
歩き回って出られず…というような日々で、
あっ、少し出口が見えて来た!と思って向かった先はまた別の迷路の入り口だった!

まあ、作品を制作する日々というのは、
その様なものでもあるので納得はしていますが、幾つになっても苦しくはあります。

私の思う「美しいモノ」を追求するには
苦悩の日々だけでは表現出来ない。
自分自身が喜んだり楽しんで
元気でなくてはね。

楽しいことをするにもエネルギーが要ります。
修行好きなので為になるコトを
してしまいがちだけれど、
ためにならないコトを沢山やってみよう!
と思っています。
 
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どのくらい時が過ぎたら 
                               (銅版画に顔彩、コラージュ)

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by malie134-HS02 | 2018-11-20 14:00 | 日々 | Comments(2)

1006. じょんがら一代

ギリヤーク尼崎氏が今も尚活動を続けていることをFBの何方かの投稿で知りました。
美大の学生の頃、
たまたま学校でギリヤークさんがパフォーマンスをなさって(大道芸人としているので、この表現が適切か?分かりませんが)いるのをみました。その頃の私には、そのことの意味は
まるきり理解していなかったと思いますが、
そのセツなる想いの様なものや
パワーは今でも鮮明に思い出せるくらい
衝撃的でした。

YouTubeで観た88歳50周年の舞は
とても胸に迫りました。
ずっと変わらずの「じょんがら一代」の舞。
車椅子である事を忘れさせます。
ずっと変わらないことの凄さ‼︎
躰が思う様にならなくても今出来る事で
表現するスゴさ。
欲張らないすごさ。
いろいろ沢山伝わって涙が出ました。


まだまだ私にも出来ることがあるね。



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いつから私はここに  居るのか?
(10×10cm   銅版画に顔彩)




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by malie134-HS02 | 2018-10-10 15:59 | 日々 | Comments(0)

1004.季節の変わり目なので

季節の変わり目などに
熱を出して寝込むことが多いです。

ここ数日
また、喉が腫れて微熱続きの日々です。
子供の頃から熱出しには慣れているので、
多少の熱では普通の顔をして過ごします。
版画の刷りも大きな作品でなければ
こなして来ました。
けれど最近は、
体力も落ちているので、体調不良の時に無理して版画の刷りをやっても集中力に欠けてしまい
失敗が多くなるので諦めています。
そして、どちらにしても(もう少し体力のあった若い時でも)その後は結局カナリ寝込むことになるので、余り良いコトでもないと痛感しています。
それで先週始めに、その後刷る予定の作品の為に湿した紙がそのままになっているのですが、
かれこれ一週間経つのでカビが心配です。
今回の作品にはベランアルシュを使いたくて用意してので(アルシュはちょっと高級です)絶対カビて欲しくない!
というより、そろそろ私も復活したいです。

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あかるい 明日に 
 (10×10cm   銅版画に顔彩、コラージュ、色鉛筆)



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by malie134-HS02 | 2018-09-30 17:18 | 日々 | Comments(0)

1003. 90cm巾×909m

2014年より使い続けていた人絹92cm巾×909mを使い終わりました。
感慨深いです。

人絹は銅版を刷る時に使うモノのひとつで、
インクを版に詰めた後、余分をまず寒冷紗で拭き取り、人絹で拭き上げます。
私の場合、一版多色凹凸版刷りなので
インクの拭き残りが無いようにする為、
この人絹は他の作家より多く必要です。
(作品によってインクの拭き取り方は作家それぞれ違うので使用するモノも違います。)
私の技法では、人絹は欠くことの出来ない必需品です。
ですから数年前に福井の問屋さんがクローズしてしまう際、出来るだけの人絹を買いだめておきました。

今回使い終わるのに
4年という日々がかかってしまつたのは
自分に対する変化が著しかった昨今を省みて
セツナイきもちにもなりました。
アトリエの棚にしっかり積まれている
人絹の在庫は使い切る事があるのかな。


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捉われずに  どんどんと 
(10×10cm   銅版画に顔彩、鉛筆、コラージュ)

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by malie134-HS02 | 2018-09-27 17:48 | 日々 | Comments(0)

1000.ナニカアタラシイこと

今回制作した8点の銅版のうち
作品として完成しているのはまだ1点のみです。
今月からやっと、
一点づつ完成させてゆきます。

9月に入り少し涼しくなって来たので
インクもだいぶ扱い易くなりました。
深い腐蝕の版は、インクが柔らか過ぎると
とても刷りずらいのです。

作品によって一番適した版画用紙を選び
色の組み合わせなども考え
準備を整えます。
次の一点は何時もとは少し違った雰囲気になると良いな!
そう思い、策を色々思い巡らしても
なかなか結果は難しい。
特に色合いなどは、自分のキモチや体質などと関わるので、そんなに自分と遠いモノには
成り難いです。

自分としては、とても頑張って変えたつもりでも、他人から見れば何時もの作品…
なのだと思う。
それでもナニカアタラシイこと
を加えてはゆきたい。
少しでも。


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其処 で  (ed.20  15×15cm)




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by malie134-HS02 | 2018-09-03 17:45 | 日々 | Comments(0)

993.夏の過酷

そして猛暑の中、
出来上がった版を刷る日々です。
版画の制作の工程で、
「刷り」というのは
最初の試刷りの段階ではクリエイティブな範疇ですが、その後「エディション刷り」をするとなると、これはもう職人の域となってくるので
私は余り楽しめないです。
最近はエディション刷りの仕事もないので、
唯一それをやらなければならないリトルクリスマス作品は、ある種のノスタルジー(以前は結構エディション刷りの仕事をしたので)として
過酷であっても前よりは楽しめます。

しかし、
最近の異常な暑さでは
エアコンを入れていてもインクは溶ろけてしまうし、腐蝕の深い私の版は
本当に苦労の多い過酷な刷りとなります。

毎日少しずつ焦らずやって行こう!
丁寧な仕事をしよう!
と自分に言い聞かせています。

版画のべつな過酷さは、
「刷り」でエネルギーを使い切ってしまうと
その後に残されている「片付け」がキチンと出来ない!というところです。
版画にとって、多分どの版種もそうだと思いますが、「片付け」は重要です。
使ったモノをその日のうちに片付け、そして次の準備をしておかないと'(紙を湿しておくとか)スムーズに事が運びません。
インクなどは酸化して固まってゆくので
使い終わったらすぐに片付けます。
プレス機も圧をかけたまま放置してはならないです。
何時も最後の片付けよ余力をのこしつつも、
精一杯「刷り」に集中する!のは何年やっていても「過酷だなぁ」と思います。

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by malie134-HS02 | 2018-08-02 14:53 | 日々 | Comments(0)

988.見つける

フェルデンクライスメソッドで
日々アタラシイを見つけるコト-長年の慣れではなく、今まで使ってみなかった方法で
やってみる!みたいなコト
を教わっています。
フェルデンクライスメソッドについては
私の理解がまだまだ浅いので
そういうコトを習うモノなのか?
は言い切れないのですが、
でも方向性としては違わない気がします。

ずっとやって来た歩き方とか
姿勢とか手の使い方など
年齢と共に本当は変わって行く方が
生きて行き易いコトを
経験や積み重ねで「よいこと」と
思ってしまっている習慣は
たくさんあると思います。
そして、
長年の積み重ねが「経験」として
自分の中に揺るぎないモノと
思い込んでしまっている。

それは
制作でも同じことが言えると思います。
過程でアタラシイことを
常に見つけて行かなければ、
それは創作とは言えない。
勿論、常にアタラシイことを見つけるのは
容易ではありません。
けれど、
自分がそちらの方向を向いて制作をしているのか?そうでないか?で創ったものは
大きく違うと思うのです。
観る人にはハッキリとは分からなくても
自分には解ってしまっていると思う。
解らない-気にしない、または職人として存在している場合もあるでしょうけれど。

自分と闘わず
アタラシイことを見つけて行きたいものだなあ
と今日も汗を流しています。

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伝えないけれど  (10×10cm 顔彩、色鉛筆)




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by malie134-HS02 | 2018-07-15 15:49 | 日々 | Comments(0)

987. 銅版の日々

私は銅版の制作は一点づつ
する事はありません。
製版作業には腐蝕液の準備や
その他の特殊なモノを使用したり
様々な過程があるので
何点かまとめて行います。
腐蝕時間も長いので、
ある作品を腐蝕している間に
他の作品の描画などを進めてゆきます。

ただいま比較的小さな版ですが
8点同時進行させております。

1つひとつ若干、表現方法が違うので
それぞれに合わせての腐蝕の仕方、
使う技法を用いていかねばならないので
油断はなりません。

暑さでクラクラしながら
冷静さを失わないよう気をつけます。

作品同時進行で一番コワイのは
腐蝕液に版を置きっぱなしにしてしまう事!
塩化第二鉄液は濃い茶色の液で
腐蝕が進むと黒色に近くなってくるので
中の様子は分かりません。
腐蝕中の版の枚数をしっかり確認しないと
過度の腐蝕で版に穴が空いたりします。

過去に一度だけ
そんな失敗をしてしまいました。

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いつから私はここに  居るのか?  (10×10cm 銅版画に顔彩)



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by malie134-HS02 | 2018-07-11 14:08 | 日々 | Comments(2)

986. 版と奮闘の日々

銅版の製版作業で腐蝕の日々です。
製版は作品を創作する段階ではあるのですが、
「描く」というコトとは少し違う
銅版画として成り立つ為の描画と作業です。
単に美しい線や濃淡、色合いなどを
表現したのなら私の場合は
ドローイングやペインティングで表現します。
けれど、
銅版でしか表現出来ない味やマチエールが
好ましいと思っているので、
それを最大限に生かすべく
製版作業を頑張ります。
重なった線たちが腐蝕で崩れて出す重厚感。
色があまり乗らない部分を作ることによって
出る空気感。
それらは直接描くことでは
出しにくい表現です。

私の場合、
腐蝕は静的な作業ではないので
製版は非常に体力も消耗します。
この暑さでアタマと肉体の疲れが
増す日々ですが、
何とかやり抜きたい!と
今日も奮闘しています。


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深い森へ  樹を見に  ゆく (銅版画に顔彩、コラージュ)





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by malie134-HS02 | 2018-07-08 11:57 | 日々 | Comments(0)

985.そして練る

版に下絵を描いて
準備はだいぶ整ってきました。
ここで焦らず「練る時間」を置きます。

銅板は版面を腐蝕したりして
凹部分を作って描いて行くので
途中の大幅な修正は出来ません。
ですから、時間をかけて
描いていっても大丈夫!
と思える画面を設定できなけれは作品として
仕上げる事が難しくなります(私の場合)。
このエスキースで本当に良いのか?
決定を下す迄には冷静に見つめる時間を
私は設けています。

カタチやコンポジションを修正しますが
バランスを取りすぎ無い事も重要。
版を眺めている時間は大切です。

最後まで
ワクワクして創ってゆける版へと育てます。



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ヒカリあふれる 中で  (10×10cm   銅版画に顔彩、色鉛筆)




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by malie134-HS02 | 2018-07-01 11:49 | 日々 | Comments(0)