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岡田まりゑblog

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999.ウケトメル カタチ

先日の縄文展で購入した図録を見ながら、
土器をドローイングしています。
本当は会場で実物を観ながらドローイング出来たら良かったのだけれど

こういったプリミティブな形状の、
そして特に入れモノに私は心惹かれます。
わたしの中での所謂
「ウケトメル カタチ」です。
(キモチや存在などを支えてウケトメル)

典型的な縄文式土器はデコラティブ過ぎるので
余り好みでは無いのですが、
図録にある幾つかのモノは
すんなりしていて少しイビツで 
観ているだけで嬉しくなってきます。

轆轤などで綺麗に成形されたものには無い
風合いの温かさ、
其れ等が創る輪郭線が
とても好きなのです。

ウツクシイモノはしあわせな気分にするね。


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ps:これはずっと前に描いたモノですが。。



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by malie134-HS02 | 2018-08-29 17:44 | よしなしごと | Comments(2)

998.縄文展を観る

念願の「縄文展」にやっと行くことが出来ました。日ごろ博物館や大きな美術館などの展覧会は長い待ち時間が必要で入場してからも混雑でゆっくり鑑賞出来そうに無いので、余り足を向けることはありません。
けれど縄文展はツイッター情報では、さほどの混雑も無いようだったので是非行こう!と決めていたのでした。
そして21時までオープンしている週末に思い切って出掛けました。


縄文時代は長く続いていたのは覚えがありましたが、4〜5000年くらいだったかな?と思っていたら一万年もあったのですね!

展示物は思っていたより充実していて、
更にほぼ完全な形で残されているものも多数あって驚きました。

土器にせよ土偶にせよ、
その表現方法を見てゆくと、
私達が子供の頃に粘土で形作っていた過程に
似ているなと思いました。
土台を作ってその上にパーツを加えてゆく
から始まって、だんだんと全体を捉えて凹凸を
形作る方法へ移行する。
それを現代人は一生の間に
やってしまうけれど、
本来、
人は人物などを立体的に描写するのに
多くの時間を要したのだな。
その記憶が受け継がれて、
現代の私たちは幼少期から割と短時間に
一万何千年分の表現力を身に付けることが出来るのは凄いコトだなぁ。
人一人の中に人類のれが流れているのだな
と改めて感じたりしていました。

その日は陽が落ちても蒸し暑かったけれど
ライトアップされた建物が趣があり、
満月に近いお月様を眺めながら
歴史に感じ入った良い時間を過ごしました。


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by malie134-HS02 | 2018-08-27 15:43 | 展覧会 | Comments(0)

997.作業の日々

昨日は、2時間ずつと
水張りして乾燥していた作品を剥がしました。
銅版画は凹版なので湿した用紙に刷らなければなりません。その為インクと共に用紙自体も
乾燥させる必要があります。一点づつベニアなどの板に水張りして乾かすのですが、
この水張り作業のみならず「剥がす」作業も
私は大変苦手です。
好きではないコトをやる時に、
なるべく早く終わらせたい!というキモチが
昂まって、ズサンな作業をしてしまい作品自体を破ってしまったり傷付けてしまったりした事が何度かあります。
そんなコトにならぬ様、最近はなるべくゆっくり行うよう心掛けています。

版画制作は、油絵などの制作とは違い
ひたすら描いてゆく(ひたすら創作し続けてゆく)と最終的に作品が仕上がる
という事だけでは終わりません。
版を創作しても刷らなければ作品にはならず、
また、その後の数々の作業を経て
やっと「作品」として現れます。

その数々の作業の何れも
私は余り好きではないのですが、
それでもそれは、とても大切な過程である
と、やっと最近は思えてきたので
なるべく冷静に心を込めて行うように
しています。
それで2時間剥がし続けたのち
また3時間、
今度は同じサイズに作品用紙をカットし続けました。
1日の作業としては、これが限界だな。

サインやエディションナンバーは
別の日にやろう!



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by malie134-HS02 | 2018-08-22 14:49 | よしなしごと | Comments(0)

996. 日々

アシュタンガヨガを始めてから
随分と経ちますが、当たり前ではあるけれど
ずっと道の途中です。
ヨガはストレッチなどの運動ではなく、
身体の柔軟性と共に、むしろ考え方などキモチに効いてゆくものでもあります。

今日も
「現状維持には同じコトの繰り返しを日々していては後退するばかり!という言葉に
それは制作でも同じ!と頷きました。
ナニカアタラシイことをして行かなければ
朽ちてゆく!
そんな風でも自覚があってのことならば
良いとは思うけれど、
精進しているつもりの「同じコトの繰り返し」は勘違いでしかない。

今出来るコトは何なのか?
日々それを問うけれど




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セツナく  そして強く
(10×10cm   顔彩、パステル、色鉛筆)




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by malie134-HS02 | 2018-08-18 15:49 | よしなしごと | Comments(0)

995.滑川ベトナムランタン祭り

富山県滑川市のベトナムランタン祭りに
行って来ました。
そんなローカルなお祭りへ行った訳は、
知り合いの方が、このお祭りの立ち上げから
関わっていて、その様子などをFBに揚げていたので、いつか行ってみたい!とずっと思っていたからです。
お盆時期に行われるお祭りなので、
フリーランスとしてはわざわざその時期に出掛けるのもな!と思い、なかなか出掛ける勇気が出ませんでしたが、今年やっと行くことが出来ました。

富山からあいの風とやま鉄道という名の
これもなんだかとてもローカルな感じの鉄道に乗って滑川駅まで行き、そこから更に20分程歩いて旧宮崎酒造の建物まで行きます。
その周辺がお祭りのエリアです。
駅からの20分、緑の多い広いけれど人通りや車の少ない道を日本海まで歩いて
格子戸や窓ガラスが昭和な感じの町並みを抜けて行きました。

これだけでも、ずっと遠くに来た気分です。

ベトナムランタン祭りなので
周辺に働くベトナム人の方々もたくさん来ていてベトナム語が飛び交っており、
アオザイを着た人もいたりするので
異国感、タイムスリップ感が味わえました。
暗くなってから灯る沢山のランタンは
夏の夜の蒸し暑い空気をロマンチックな方向へ変えて行きます。この時期なので、こういった灯は日本のお盆提灯にも似てシミジミともしています。
北陸の地にベトナムのお祭りがこんなにシックリ来るなんて!
これを立ち上げたの知人は素晴らしいな!
そんな事を思いながら屋台でフォーやチェーを買いながら歩くと。酒造ではLiveのイベントもやっていました。

久しぶりに会えたその人は
相変わらず真面目で、一生懸命で、前より楽しそうで、そんな時に会えて本当に良かったと思いました。

ランタンの灯りとベトナムの竹の楽器のコロコロとした気持ちの良い響きが
古い酒蔵の趣きと相まって
特別なお祭り感がを醸し出していました。

帰り道、日本海の上の大きな空に
北斗七星がいつもより堂々とあがっているのが
素敵でした。

そんなに遠くに行った訳ではないのに
とても特別な時間を過ごした感じの旅でした。
夏の夜の夢。


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by malie134-HS02 | 2018-08-14 13:40 | | Comments(0)

994. そんな日はアキラメルこと

台風は思っていたより早く
逸れていったようです。
暑さとか寒さだけでなく低い気圧が、
私はとても苦手です。
子供の頃より雨の日などはグッタリして動けず、学校を休みがちでした。
ヨガで体調を整えて以前よりは少し元気かなぁ
と思えるこの頃であっても、
今回の台風の影響は大きく
この二日間は重い身体とふらつく頭に悩まされ、何も出来ずにいました。
それでも相変わらず、
ナニカをしなけりゃ!という思いに駆られ
そんな風に思う時は
何も出来ないコトへのツラさが加わって
あらゆる方向からの辛い時間になってしまう。
せめてそんな時は「即急にアキラメる」をしなきゃね!と思います。
ナニカをすることが人間の価値であるなら、
「生産性が無い」と言ってしまった人と
同じことになる。

今日はだいぶ回復したので
そんなことも思ったりしています。

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セツナく  そして強く  (10×10cm   銅版画に顔彩)






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by malie134-HS02 | 2018-08-09 12:29 | よしなしごと | Comments(2)

993.夏の過酷

そして猛暑の中、
出来上がった版を刷る日々です。
版画の制作の工程で、
「刷り」というのは
最初の試刷りの段階ではクリエイティブな範疇ですが、その後「エディション刷り」をするとなると、これはもう職人の域となってくるので
私は余り楽しめないです。
最近はエディション刷りの仕事もないので、
唯一それをやらなければならないリトルクリスマス作品は、ある種のノスタルジー(以前は結構エディション刷りの仕事をしたので)として
過酷であっても前よりは楽しめます。

しかし、
最近の異常な暑さでは
エアコンを入れていてもインクは溶ろけてしまうし、腐蝕の深い私の版は
本当に苦労の多い過酷な刷りとなります。

毎日少しずつ焦らずやって行こう!
丁寧な仕事をしよう!
と自分に言い聞かせています。

版画のべつな過酷さは、
「刷り」でエネルギーを使い切ってしまうと
その後に残されている「片付け」がキチンと出来ない!というところです。
版画にとって、多分どの版種もそうだと思いますが、「片付け」は重要です。
使ったモノをその日のうちに片付け、そして次の準備をしておかないと'(紙を湿しておくとか)スムーズに事が運びません。
インクなどは酸化して固まってゆくので
使い終わったらすぐに片付けます。
プレス機も圧をかけたまま放置してはならないです。
何時も最後の片付けよ余力をのこしつつも、
精一杯「刷り」に集中する!のは何年やっていても「過酷だなぁ」と思います。

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by malie134-HS02 | 2018-08-02 14:53 | 日々 | Comments(0)